論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers:Sustainability and Resilience
道路冠水危険箇所範囲把握システムの検討 道路冠水危険箇所範囲把握システムの検討
著者:
本間君枝 下野友裕 五十嵐剛 小澤一雅 / 所属:
国際航業株式会社
出典:※本稿は,土木学会建設マネジメント委員会が主催する 「第5回 i-Constructionの推進に関するシンポジウム」(2023)に投稿したものである.
本研究は,多発する道路冠水の迅速な把握を目的に,数値解析を用いて冠水リスク箇所の把握をおこなったものである.汎用的なツールであるRRIモデルを改良して道路冠水範囲や浸水深を簡易に推定できる解析モデルを構築し,事前に複数の降雨のパターンで浸水解析を実施することで要対策範囲のDBを構築した.今後は,事前に把握した道路冠水の発生しやすい箇所等に簡易的なセンサーを設置することで,冠水時の早期行動による対策の円滑化を図ることを目指す.
本研究は,多発する道路冠水の迅速な把握を目的に,数値解析を用いて冠水リスク箇所の把握をおこなったものである.汎用的なツールであるRRIモデルを改良して道路冠水範囲や浸水深を簡易に推定できる解析モデルを構築し,事前に複数の降雨のパターンで浸水解析を実施することで要対策範囲のDBを構築した.今後は,事前に把握した道路冠水の発生しやすい箇所等に簡易的なセンサーを設置することで,冠水時の早期行動による対策の円滑化を図ることを目指す.