論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers:Sustainability and Resilience

特定都市河川流域に策定された立地適正化計画による誘導区域設定と対水害脆弱性評価に関する研究 特定都市河川流域に策定された立地適正化計画による誘導区域設定と対水害脆弱性評価に関する研究

著者: 野中 康太郎・畔柳 昭雄 / 所属: 日本大学
出典:公益社団法人 日本都市計画学会 都市計画論文集Vol.57 No.1,2022年4月 Journal of the City Planning Institute of Japan,Vol.57 No.1,April,2022

 

我が国では、2019年12月時点で立地適正化計画を策定している275自治体の内、242自治体は居住誘導区域に水害リスクを抱えている実態が指摘されている。本研究では、居住誘導区域に水害リスクを抱えた特定都市河川流域に位置する23自治体の浸水リスクに曝された人口と地域を捉えた。その結果、大阪府の7自治体が浸水リスクが高いことを明らかにした。また、地域と建築の観点から、大阪府7自治体の対水害脆弱性を捉えた結果、枚方市や東大阪市の対水害脆弱性が高いことを明らかにした。

我が国では、2019年12月時点で立地適正化計画を策定している275自治体の内、242自治体は居住誘導区域に水害リスクを抱えている実態が指摘されている。本研究では、居住誘導区域に水害リスクを抱えた特定都市河川流域に位置する23自治体の浸水リスクに曝された人口と地域を捉えた。その結果、大阪府の7自治体が浸水リスクが高いことを明らかにした。また、地域と建築の観点から、大阪府7自治体の対水害脆弱性を捉えた結果、枚方市や東大阪市の対水害脆弱性が高いことを明らかにした。

 

 

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