論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers:Sustainability and Resilience

静止画像を用いた新しい流量観測手法の開発 静止画像を用いた新しい流量観測手法の開発

著者: 工藤圭史 荒居香織 佐藤匠 浅見和希 平山利晶(下野友裕) / 所属: 国際航業株式会社
出典:※本稿は,建設コンサルタンツ協会による「令和4年度 建設コンサルタント業務研究発表会」に投稿したものである.

 

河川における最も重要な管理行為の1つに流量観測がある.しかし,浮子に代表される現地での観測は,安全面や人手確保の観点から課題がある.また,水位の計測からH-Q式で流量換算する手法は,水位計の設置や管理に労力を要する.さらに,昨今はCTVカメラ等で撮影した動画から流量を推定する手法が開発されているが,データ容量や通信上の制約がある環境では,リアルタイムでの把握が困難である.
そこで,本研究では,容量の小さい静止画像から流量を推定する方法を開発した.これは,機械学習により水域を自動抽出し,水面幅や水域面積とその流量の関係を分析の上,画像中のピクセル数と流量の関係式(換算式)を導いたものである.

河川における最も重要な管理行為の1つに流量観測がある.しかし,浮子に代表される現地での観測は,安全面や人手確保の観点から課題がある.また,水位の計測からH-Q式で流量換算する手法は,水位計の設置や管理に労力を要する.さらに,昨今はCTVカメラ等で撮影した動画から流量を推定する手法が開発されているが,データ容量や通信上の制約がある環境では,リアルタイムでの把握が困難である.
そこで,本研究では,容量の小さい静止画像から流量を推定する方法を開発した.これは,機械学習により水域を自動抽出し,水面幅や水域面積とその流量の関係を分析の上,画像中のピクセル数と流量の関係式(換算式)を導いたものである.

 

 

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