論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers:Sustainability and Resilience

災害列島の作法第1回 災害列島に住む作法 災害列島の作法第1回 災害列島に住む作法

著者: 土屋信行 / 所属: (公財)リバーフロント研究所
出典:建設マネジメント技術  2023 年 4 月号

 

2011 年の東日本大震災後,東北地方の太平洋沿岸部には,岩手県宮古市 の田老地区にある「万里の長城」と呼ばれた防潮 堤をはじめ,青森県から千葉県まで全長 432 km にわたり,最大で 16 m もの高さの巨大な壁が姿を現します。この震災地域沿岸の道路を見ると、建設された防潮堤の形はいろいろです が,その共通点は海辺なのに「海が見えない」ということです。そこに「海の見えるまちづくり」を実現した宮城県女川町のまちづくりは、1933(昭和 8)年 3月の「昭和三陸津波」の後施行された「宮城県海嘯罹災地建築取締規則」を守ったことだった。このことから災害列島に住む作法を学ぶ。

2011 年の東日本大震災後,東北地方の太平洋沿岸部には,岩手県宮古市 の田老地区にある「万里の長城」と呼ばれた防潮 堤をはじめ,青森県から千葉県まで全長 432 km にわたり,最大で 16 m もの高さの巨大な壁が姿を現します。この震災地域沿岸の道路を見ると、建設された防潮堤の形はいろいろです が,その共通点は海辺なのに「海が見えない」ということです。そこに「海の見えるまちづくり」を実現した宮城県女川町のまちづくりは、1933(昭和 8)年 3月の「昭和三陸津波」の後施行された「宮城県海嘯罹災地建築取締規則」を守ったことだった。このことから災害列島に住む作法を学ぶ。

 

 

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