論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers:Sustainability and Resilience

津波避難ビルの建築的特徴と地域的傾向に関する研究 -南海トラフ巨大地震に伴う被害想定地域を対象として- 津波避難ビルの建築的特徴と地域的傾向に関する研究 -南海トラフ巨大地震に伴う被害想定地域を対象として-

著者: 小川 雅人・坪井 塑太郎・畔柳 昭雄 / 所属: 日本大学
出典:日本建築学会計画系論文集 第80巻 第707号,221-230,2015年1月 J.Archit.Plann.,AIJ,Vol.80 No.707,221-230,Jan.,2015

 

本研究の目的は、東日本大震災以降、地方自治体、特に南海トラフ地震地域において指定が急増している津波避難棟の建築特性と地域動向を明らかにすることとした。津波避難棟の施設の種類は14機能59用途に分類でき、地域施設や民間企業保有施設など様々な用途の施設が指定され、用途間で施設規模や避難施設の性能に差異が見られた。また、南海トラフ地震地域全体では集合住宅や学校を中心とした指定が目立つ中、地域間で特化している用途に差異が見られた。

本研究の目的は、東日本大震災以降、地方自治体、特に南海トラフ地震地域において指定が急増している津波避難棟の建築特性と地域動向を明らかにすることとした。津波避難棟の施設の種類は14機能59用途に分類でき、地域施設や民間企業保有施設など様々な用途の施設が指定され、用途間で施設規模や避難施設の性能に差異が見られた。また、南海トラフ地震地域全体では集合住宅や学校を中心とした指定が目立つ中、地域間で特化している用途に差異が見られた。

 

 

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