論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers：Sustainability and Resilience
大和川左岸（三宝）土地区画整理事業 ～高規格堤防と阪神高速大和川線との一体的なまちづくり～ 大和川左岸（三宝）土地区画整理事業 ～高規格堤防と阪神高速大和川線との一体的なまちづくり～
著者：
中對 卓司 / 所属：
独立行政法人都市再生機構 都市再生部 事業管理第２課長
出典：RIVER FRONT 2023Vol.97
大和川の左岸（堺市側）は、洪水時の河川水位よりも沿川市街地の方が低い位置にあるため、過去には豪雨時の河川の氾濫により甚大な浸水被害を受けてきました。近年においても台風等に伴う集中豪雨により、大和川の水位が計画洪水位を上回り、氾濫の危険にさらされています。また、大和川左岸地域は、阪神高速大和川線と大和川高規格堤防等の関連事業を積極的に推進する事が決定されています。大和川左岸地域では、阪神高速湾岸線から南海高野線までの約3.1km区間において、高規格堤防の整備が進められており、その区間の内、堺市堺区の三宝小学校区内の既成市街地（約1.0km）については、高規格堤防の整備と区画整理を活用したまちづくりを進めるべく、国土交通省、堺市、阪神高速道路株式会社、日本高速道路保有・債務返済機構及びUR 都市機構が相互に協力する体制のもと、UR 都市機構が大和川左岸（三宝）地区土地区画整理事業を施行しています。
RIVER FRONT 2023Vol.97
大和川の左岸（堺市側）は、洪水時の河川水位よりも沿川市街地の方が低い位置にあるため、過去には豪雨時の河川の氾濫により甚大な浸水被害を受けてきました。近年においても台風等に伴う集中豪雨により、大和川の水位が計画洪水位を上回り、氾濫の危険にさらされています。また、大和川左岸地域は、阪神高速大和川線と大和川高規格堤防等の関連事業を積極的に推進する事が決定されています。大和川左岸地域では、阪神高速湾岸線から南海高野線までの約3.1km区間において、高規格堤防の整備が進められており、その区間の内、堺市堺区の三宝小学校区内の既成市街地（約1.0km）については、高規格堤防の整備と区画整理を活用したまちづくりを進めるべく、国土交通省、堺市、阪神高速道路株式会社、日本高速道路保有・債務返済機構及びUR 都市機構が相互に協力する体制のもと、UR 都市機構が大和川左岸（三宝）地区土地区画整理事業を施行しています。
RIVER FRONT 2023Vol.97