論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers：Sustainability and Resilience
災害リスクから身を守る住宅の強靱化 Building resilience to protect against disaster risks
著者： 小幡 常男 Tsuneo Obata / 所属： オバタ建設株式会社 Obata Construction Co., Ltd.
幾多の災害を経験して尚、本来身を守る建物が倒壊、流失、焼失し多くの尊い命が失われ続ける根本に建物の脆弱性が挙げられます。災害の教訓を活かし、ハザードマップで危険な地域の住まいに必要な建物の強靱化と避難所での集団感染リスクへの対応として、1階を浸水深さより高いRC造で地震・水害への強靱化を図り、水回りを上階に設ける事で浸水時の在宅避難も可能とし、2階からは木造で軽く、全体が強靭でありながら比較的費用を抑えて建てる事ができる住まいを私共は、防災住宅「TAKAYUKA」として提供しています。TAKAYUKAは災害時に構造の損傷が少ない為、復旧活動に貢献し、多くの命を守ります。この方法で危険な地域のリスクが軽減され公益を担う事にも繋がりますが願わくは三位一体で現状危険な地域を特区とし、対象者には住宅政策において優遇税制や助成金、又保険料の軽減等が可能になれば早期に東京の強靱化が図れると考えます。
幾多の災害を経験して尚、本来身を守る建物が倒壊、流失、焼失し多くの尊い命が失われ続ける根本に建物の脆弱性が挙げられます。災害の教訓を活かし、ハザードマップで危険な地域の住まいに必要な建物の強靱化と避難所での集団感染リスクへの対応として、1階を浸水深さより高いRC造で地震・水害への強靱化を図り、水回りを上階に設ける事で浸水時の在宅避難も可能とし、2階からは木造で軽く、全体が強靭でありながら比較的費用を抑えて建てる事ができる住まいを私共は、防災住宅「TAKAYUKA」として提供しています。TAKAYUKAは災害時に構造の損傷が少ない為、復旧活動に貢献し、多くの命を守ります。この方法で危険な地域のリスクが軽減され公益を担う事にも繋がりますが願わくは三位一体で現状危険な地域を特区とし、対象者には住宅政策において優遇税制や助成金、又保険料の軽減等が可能になれば早期に東京の強靱化が図れると考えます。