論文集 事前防災“持続力と回復力” Collection of papers:Sustainability and Resilience

江戸・東京は日本人のアイデンティティー 江戸・東京は日本人のアイデンティティー

著者: 竹村 公太郎 / 所属: 認定NPO法人 日本水フォーラム代表理事

 

1603 年徳川家康は江戸を開府した。関東一円を見た家康は利根川を銚子へ付け替えれば江戸は豊かな地域に生まれ変わらせることが出来ることを見抜いた。そして洪水から江戸を守るため、隅田川に日本堤と隅田堤を全国の 80 余州の大名のお手伝い普請によって完成した。そして江戸は世界最大の 100 万人都市へと発展していった。このことが各地の人々は、江戸を自分たちの街のように親しく誇らしく思った。江戸は日本中の人々の心のアイデンティティーの都市となっていったのだ。

1603 年徳川家康は江戸を開府した。関東一円を見た家康は利根川を銚子へ付け替えれば江戸は豊かな地域に生まれ変わらせることが出来ることを見抜いた。そして洪水から江戸を守るため、隅田川に日本堤と隅田堤を全国の 80 余州の大名のお手伝い普請によって完成した。そして江戸は世界最大の 100 万人都市へと発展していった。このことが各地の人々は、江戸を自分たちの街のように親しく誇らしく思った。江戸は日本中の人々の心のアイデンティティーの都市となっていったのだ。

 

 

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